弦がこんがらかってどうにもならないような状態になっています。花もかわいいというわけではありません。名前は何というのか調べたら面白いことが載っていました。
伝説によると、恋が成就しなかったことで恋人の式子内親王の墓に絡みついたという話が残っています。その伝説が謡曲「定家」にあり、そこから「定家葛(テイカカズラ)」となったと言われます。「テイカ」は「定家」に由来していたのですね。
この白い花が変わった実をつけるようです。細長い豆の房のような実がなり、二股に分かれて垂れ下がります。そこに綿毛のような白い羽を付けた種ができ、風に飛ばされる仕組みになっています。
実がなるころ、もう一度見に行きたくなりました。