今日は東照宮散策の日です。
曇り空ですが湿度も高く心地よいとはいきませんが。、上野公園の樹々の下を選んで時折吹く風に励まされながら歩きました。
上野大仏を見ていたらすぐそばに時の鐘が見えたので、そちらも行ってみることにしました。入り口が不明で見上げるだけになりました。紹介パネルを読むと今でも朝昼夕と鳴り響くようです。
さて本来の目的の東照宮です。
鳥居をくぐると石灯籠が並んでいます。各地の大名から献上された灯篭はその数、250を超えるそうです。唐門まで続く灯篭は何百年たっているのに遜色なく残っています。
唐門の右には御三家の灯篭が並んでいます。灯篭の傘の部分の竜は口から火を吐いているように見えますが、吐いているのは気だそうです。
台座も虎の彫り物が施してあり見飽きません。
唐門の左右には左甚五郎の登り龍と下り龍の彫刻があり、まさに芸術品です。
拝観料を払って中に入ると、ご神木の大楠を囲むように奧参道があります。そこには静心所があります。そこに使われている屋根の銀杏の木で作られています。幹が割れ防火のために伐採されたそうですが、新しい芽を出しているのを見ることもできます。
伐採された銀杏で作られた屋根です。美しいです。
ご神木の楠の樹です。東照宮より古く600年以上たっている立派なご神木です。
狸が祀ってありました。