やっと陽明門です。小学生の修学旅行から一般の観光客まで所狭しと続いています。迷子にならないようにと思いました。昔家族でここに来た時にはぐれて、呼び出しを受けたことを思い出してしまいました。若気の至りです。
下からでも幾重にも重なった彫刻の一部を仰ぎ見ることができます。見飽きない日暮の門の異名も納得できそうです。
門をくぐる時の天井に描かれた龍の絵です。
陽明門は何か書くより自分の目で眺めたほうがいいと思います。とにかく見飽きません。説明を聞きながらふらっと歩いて過ぎてしまうと、もったいない気がします。
次は唐門です。1本の樹に彫刻されたと言われても信じられないですね。穢れのない白で仕上げられた彫刻は梯子を立てて目の前で見たいくらいです。
このあと祈祷所で特別祈祷を行っていただきました。
帰り道には言わずと知れた眠り猫です。眠り猫の先には奥宮があり、猫は奥宮を守っているそうです。『寝てて守れんのかい・・』と突っ込みが入りそうですね。
巫女さんの案内のコースが終了して、社務所に戻りました。
最後の直会(なおらい)です。直会は神道の儀式の一種で神事の最後に供物やお酒を飲食することです。お膳には砂糖をまぶしたかんぴょう、唐辛子、小魚、お酒が用意されています。特別感満載で身が引き締まる感じです。コロナもどこかへ行きそうです。
なかなか経験できない貴重な体験でした。次回はもっとじっくり彫刻を楽しみたいと思います。