案内するにあたり早速下見に出かけました。お茶の水と言ったら外せないのはニコライ堂。
入り口の門は閉まっていて、右のほうの通用門が少しあいています。下見は無理かなと思っていたら、中から声を掛けていただきました。
白壁のきれいな建物です。台東区にも建築物があるジョサイア・コンドル氏の設計と聞き親しみがわきます。
聖堂の一番上は5階くらいになりますが、毎日午前10時には階段を上がって鐘を鳴らしているそうです。また聖堂では一般の方は無理でも会員の方の結婚式や葬式などが現在も行われ、その様子なども伺いました。結婚の指輪は左手ではなく右手にするそうですが、薬指にするのは同じと言ってました。
また歴史ある建物なので関東大震災で壊れたり、第二次世界大戦の時の悲しい事実に苦しんだこともあったようです。ほかにもいろいろなお話を聞けて下見の甲斐がありました。
聖橋を渡って湯島聖堂に入ります。歴史を感じる壁が続いています。
湯島聖堂は、聖橋を渡った右手に広がる聖堂です。 日本の「学校教育発祥の地」と言われており、江戸時代より学問を学ぶ場所として知られています。 湯島聖堂は元禄時代に5代将軍の徳川綱吉によって主に儒学を学ぶための学堂として建てられました。
この近くに著名な大学がたくさんあるのも、学問を学ぶところということが影響してるかもしれません。
階段を下りて左から入ろうとすると、良い香りが漂っています。マスクをしていても引き寄せられてしまいそうな梅の香りです。
ここでは御朱印がいただけます。神社や寺ではないのですが立派な御朱印です。300円なので気が向いた方はぜひどうぞ。
次は神田明神へ向かいます。