8月10日はハンドの日、東京慈恵会医科大学でセミナーがありました。
現地参加とオンラインを選べるのですが、せっかくなので御成門まで出かけて聞きたいと思いました。
プログラムは音楽家と手についてのお話の後に参加された音楽家の演奏もありました。
ピアノもフルートもチェロも演奏家にとっては手は大切なものです。普段演奏を聞いているときは、音楽の調べ飲みに聞きほれて、演奏家の手を気にすることなどありませんでした。今回は演奏を聴きながら手ばかり見ていた気がします。
2部は女性疾患としての手外科疾患についてです。
更年期の手の不調、それって本当に使いすぎや年のせいですか、という内容です。更年期に手の不調が発症することなど全く想像もしていなかったので、聞いていてとてもためになりました。身近にばね指で手術した人もいるので、聞いてよかったと思います。
手の疾患に関しては、症状が出る前に自分の手なので、負担をかけない使い方をする。普段のセルフケアがたいせつでタバコが良くない、ストレスが良くないエアコンで冷やしすぎないなどなど・・・・
今回日本手外科学会というのがあることも初めて知りました。もし症状が出たら、身近に同じような症状を持っている人がいるかもしれないので、一人で抱え込まず相談することが大切であり、専門医に行くことを知っただけでも参加した甲斐がありました。