夕方もまだまだ暑いので久しぶりにスミダリバーウォークを渡りたいと思います。
さすがに川の上なので涼しいです。夕方の日差したっぷりですが川の上の歩道は日差しがあっても全く暑くありません。
隅田川のコンクリートの防波堤にはテイカカズラやノウゼンカズラ、くずなどが元気よく絡みついています。
テイカカズラは名前の由来は
成就しなかった恋の執心で蔦葛となり、恋人である式子内親王の墓に絡みついたという伝説を脚色した謡曲「定家」に由来します。
テレビドラマでも執着した情念を描き出すのに使われていました。
花はかわいいのにとてもしつこいとは見えません。
こちらの夏らしいオレンジの花はノウゼンカズラです。
この花も元気が良く茎から気根を出して壁や塀を這うように生長していくつる植物です。この気根が建物の外壁を傷めるのではないか、というのが敬遠される理由の一つです。つる性の植物は大地に根を張って育つ植物と違ってたくましいですね。
桜の樹に虫の調査の看板がついていました。下の方は白い塗装がされています。こんなに太い桜の樹が虫にやられたら大変ですね。他には看板背負ってないようなのでこの樹だけかもしれません。
ここから桜橋を渡ってまた台東区へ戻りました。桜橋の上は川風があり、予定通り涼しかったのは言うまでもありません。時々この帰り道もいいかもしれないなんて思っています。