北区の東京都障害者総合スポーツセンターで年に1度のスポーツ祭りが開催されます。そこにボランティアとして参加しました。
朝8時45分の集合なので、いつもの王子からのバスがありません。そこでこのスポーツセンターでボランティアをしている先輩から自転車で行けることを聞き自転車で向かいました。
遅刻厳禁のお達しなので、間に合うように40分で行けるというところを90分前に出ました。何しろ調べていても初めて行くところなので不安だらけです。行けそうかなと言う気になって自転車で向かいました。王子までは簡単に行けたのですが、その後飛鳥山の坂がきついよと言われ、その飛鳥山で自転車を押しているうちに間違えたら嫌だなぁと言う気持ちになってしまいました。ここで確実に道順を聞いておくのが正しい気がして、スポーツ道具を持っている方に道を聞きました。その方はとても親切でそこから一緒に行ってくれました。ご迷惑かけると申し訳ないので自分で行きますと伝えたのですが、途中の道まで行くので大丈夫ですよとおっしゃって案内してくれました。その方の後ろから自転車を走らせてくると見覚えある公園が見えて間違いなくカーブを回ればたどり着きます。ここでいいですかと言われてもちろん充分ですと答え、ここからなら間違いなく行けます。おかげさまで間に合いそうですときっちりお礼を言ってお別れしました。
親切な方に巡り会えてとても嬉しいです。ボランティアのメンバーにも、いい人に巡り会えて本当に良かったね、と言われ、幸せ気分です。
肝心の活動は、午前中はスポーツレクレーションの担当で、パターゴルフでペットボトルのボーリングピンを倒すゲームです。とても人気で体験者が途切れず忙しかったです。
参加してくれる来場者がとても楽しそうで、ピンの数が多くても少なくてもとても喜んでくれます。思ったようにボールが行かなくてももう一度やると頑張ってくれて、それはそれでとても楽しいものです。
あっという間に午前の部が過ぎて持ってきたおにぎりを食べて、午後からは自由に回ることになります。
最初に自転車に乗ってみました。車椅子に自転車の前輪部分をつけてハンドルを回すようにして漕いで行きます。初めてやるのでとても楽しいです。隣のレーンを2人乗りが走っています。ちょっと楽なような気がして2人用にすればよかったと後悔しました。
次はデフリンピックで短距離を走る方のスタートの設備を見学しました。スターターの音が聞こえないのでスタート位置の光で判断します。
赤と黄色と緑色があります。もちろん緑色でスタートするのですが、その位置は自分で調整することができるそうです。
次はアーチェリーです。ほんとに目の前の窓をめがけて体制を整えて矢を放ちます。こんなに目の前なのに思うようにいきません。真ん中は目で見えているのに、矢の先も真ん中にジャストしているのに放たれた矢は違うところに行きます。ちょっと悲しいです。
そのうち行くようになりますと慰められましたが、全く先が読めないのが現実ですね。実際の競技の場所がありました。窓があまりにも遠く絶対に当たらないと確信してしまった位です。
次はフリスビーとゴルフを合わせたような競技でした。ちょっと軽めのフリスビーを投げてネットの中に入れて練習します。6球うち何級かは入っていざ本番と言われましたが、こちらは1球しか入りません。難しい、正直な感想です。これをゴルフ場でやると言うのだから、何かどっか間違えてるような気さえしてしまいました。
スタンプラリーがあったので、それも体験しました。ゴールするといくつかの中から好きなものが選べるのですが、エコバックにしました。家で広げてみると、とても丈夫なエコバックです。
朝8時45分から夕方の5時過ぎまで1日の活動でしたが、とても楽しかったです。仲良くなった皆さんとまた会おうね、なんて約束しながら戻りました。帰りの自転車はちょっと疲れました。
