10月に地元の皆さんと新橋散策に来る予定です。
新橋の旧新橋停車場の中には、鉄道歴史展示室やおーいお茶ミュージアム、お茶の文化創造博物館があり、一度に3ヶ所回ることができます。

最初は左奥のお茶のミュージアム、なじみのあるペットボトルの絵柄から始まって、歴史を学び、お写真などをとったりして楽しめます。





次は右手奥のお茶の文化創造博物館です。展示物も歴史を感じさせるものが多いので、ふーん、なるほどね、言いながら回りました。お茶のシアターは子供向けに作ってありますが、とても解りやすいです。これは10分程度なので一度見るといいと思います。
茶運びの人形は、実際に試して見せてくれたので感動です。昔の時代劇でからくり人形を見た気がしますが、まるで雰囲気はそのままです。ひととおり動きを見た後で、野暮な質問をしてしまいました。「この人形も、昔の作りなのですか?」・・・残念ながら設計図があるようなゼンマイ仕掛けではなく、現代仕様でした。
人形を見て思ったのですが、日本人はやっぱり器用だと思います。鳥人間やからくり時計など、現在の基礎が昔から備わっていたように思いました。




これも時代劇にに出てくる医者が使う薬を作る機械です。
お茶はもともと、薬として飲まれていたようです。この機会は薬研(やげん)というものですが、薬研というと七味唐辛子のイメージが強いのですが、昔は唐辛子もくすりと同じだったようなのでなんとなく納得ですね。

今流行りの抹茶は石臼小型版みたいなもので作ります。原料は普通の緑茶ではなく碾茶というのが使われます。碾茶は同じお茶の樹から作られても、作り方そのものが途中から違うそうです。海外の方が好んで飲まれる抹茶は、どこが一番気に入ったのかな?なんて不思議におもいながら見学しました。



時代とともに変化していくお茶の歴史を見ると、急須で普通に飲めたり、ペットボトルで持ち歩きのどが渇いたときにいつでも飲めるのは、本当に幸せな時代なのだと思いました。
見たり聞いたりしてると、身近な食材ということもありとても楽しい時間を過ごすことができました。