普段何気に参拝していた待乳山聖天様の境内で浮世絵展が開催されていていました。
しかも展示してある浮世絵についてギャラリートークが聞けるというので、これはぜひにでもと思い出かけてきました。
さっと見るだけではなく、一つ一つの浮世絵についてポイントや見どころが聞けるので楽しみにしていました。

そもそも待乳山聖天様はすぐそばの浅草寺さんより601年建立の日本最古のお寺です。小高い山に(山と言っても海抜10m)に建っていて山のふもとには街並み、山谷掘りにかかる橋、船が浮かぶ隅田川という3点セットで浮世絵の題材になりやすく、すぐに見分けがつくようになっています。












浮世絵の前に会場内の大きな展示物を見ているだけでも、浅草の賑わいが伝わってきます。待乳山の南西には浅草寺、北には吉原、江戸時代後期には猿若町に歌舞伎三座が移転して、隅田川両岸には桜並木、南に歩くと蔵前に札差(両替商)、にぎやかな街になるはずです。