以前父親を連れてきたことがあったのですが、道順はまったくおもいだせませんでした。家族といったので今は便利な携帯でチャッチャッと調べてくれました。指示通り歩いて5分位で着きました。
若い人には全く身近でないと思っていたのですが、現地では海外の方から親子連れ、若い世代もたくさん訪れています。
泉岳寺は、東京都の港区にある曹洞宗(そうとうしゅう:禅宗の一派)の寺院。江戸幕府の開祖である徳川家康が1612年に創立でしたが、1641年の大火事によって焼失。徳川家康の孫である将軍・徳川家光が、赤穂藩の浅野氏を含む5人の大名に、現在の地での復興を命じました。(ここにご縁があったのですね。)
赤穂藩といえば、赤穂藩の元武士(赤穂浪士)47人が主人の仇討ちをして最後に切腹を命じられる『忠臣蔵(ちゅうしんぐら)』のエピソードは年末恒例の時代劇でした。
赤穂浪士は、その主人への忠義を讃えられ、死後、赤穂義士と呼ばれここ泉岳寺に埋葬されました。


境内は掃除が行き届いてとても綺麗です。松の木がありますが、みずみずしく立派なものです。




肝心の義士のお墓に線香をあげたいと思います。入り口で100本300円の線香を購入しました。赤穂浪士は47士、線香は100本、でも入り口近くにも浅野家の墓もあり、2本ずつ上げると不足するとのこと、1本では余りますと言われ、一基ずつ丁寧に線香をあげ手を合わせていきます。


大石内蔵助にはやはり1本2本と言わずまとめてあげました。堀部安兵衛にもまとめて供えたいと思います。








線香は全部供えることができました。
最近は年末恒例で時代劇も見ることはありませんが、こうして忠義に準じた義士を忘れたくない気持ちが誰にもあるのかなと思います。