オレンジ通りの突き当り鎮護堂の門が開いていたので、ちょっと覗いてみました。伝法院は入ったことがあるのですが、ここ鎮護堂は入った記憶がありません。そこには今まで知らなかったご神木の銀杏の木やおたぬきさま、水子地蔵尊などが祀られていました。
鎮護堂を調べてみると下記のように載っていました。
明治時代の初期、境内には多くのタヌキが住み着き、寺では手を焼いていた。ある夜、当時の住職の夢にタヌキが現れ、「自分たちを保護してくれるならば、伝法院を火災から守ってやろう」と住職に告げたため、この堂を建てて鎮守とすることにしたという。狸を「他を抜く」という語呂としてとらえて、特に落語家や歌舞伎役者など、芸能関係者の信仰が篤いことで知られている。
幇間者の供養塚です。幇間のことを『たぬき』と呼んだことから、幇間有志によって幇間物故者供養のため造立されたそうです。
浅草はまだまだ知らないところがあって、散歩が楽しみです。