日光参拝の後は昼食です。
蔵の街 栃木の旅館かな半で江戸御膳をいただきました。
モロの煮つけ、煮物、生麩の田楽、お刺身、とろろの酢の物、漬物、みそ椀、くちなしのご飯など普段食べないものばかりです。くちなしのもち米のふかしたご飯と生麩はとてもおいしかったです。モロは何十年ぶりに食べた気がします。こんな味だったかなと思いながらいただきましたが、原形が想像できませんでした。
デザートのわらび餅です。食後のデザートは何時もおいしいと思います。この一口感はメニューそのものをアップグレードします。満足です。
食事の後は巴波川の遊覧船です。
蔵の街には何度か来ていますが、遊覧船に乗るのは初めてです。
この狭い川幅なのに何度も水があふれたことがあるそうです。
2019年の台風19号では道路にも水があふれ多大な被害が出たそうです。川の中の鯉もかなり流されてしまったと言っていました。
船から餌をまくのでカモや鯉が寄ってきます。水が綺麗で川底まで見えるので鯉も丸見えです。鯉はひげが口の下についているので、水面にまかれた餌をとるのがあまり上手ではありません。その点水面を泳ぐカモは上手にパクパク食べています。
黒塀のお屋敷がずっと続いていますが、全部一件の家だそうで驚くほど大きなお屋敷です。
のんびりした遊覧もそろそろ終わりです。
1コース上流に行ったり下流に行ったりで30分ほどの行程です。船頭さんのお話を聞いたり歌を聞いたりして飽きずに過ごしました。
船から下船します。ちょっと揺れますが、ドボンが4人いましたのセリフで慎重に下船しました。誰も落ちずにほっとしてます。
テレビの取材を5回設けている船頭さんならではの話術と竿裁きのおかげで、楽しく貴重な経験でした。