下谷神社は横山大観の天井絵『龍』で有名ですが、今回は寄席発祥の地であることを知って訪れてみました。
大きな赤い鳥居をくぐると奥に神社が見えます。会社の帰りに寄ったので神社のなかへは入れません。16時までと書いてありました。
目的の寄席発祥の地の石塔は右手にあります。
江戸時代、寛政10年(1798)に下谷神社の境内で5日間の寄席興業が行われたのが最初だそうです。寄席の定義というのは木戸銭を取って落語を聞かせることだ応です。
落語は台東区にとってはなじみ深いものがあります。上野の鈴本演芸場、上野広小路亭、黒門亭、木馬亭などなど。一度は訪れたことのあるところばかりです。また寿町にははなし塚なるものもあります。やっぱり縁が深いのですね。
隣には正岡子規の句碑があります。台東区根岸に住みここで句会などを開催していたそうです。