隅田川の川沿いは太陽が当たりポカポカして気持ちよい散歩道です。
墨田区役所の高台には勝海舟の銅像があります。アメリカを目指そうとする瞬間をとらえた作品だそうです。桜見物の時にぜひこの銅像も見てください。
隅田川テラスには沢山の絵がありますが、残念ながらどれも日焼けして色落ちしています。両国橋がきれいに残っている絵があったので撮ってみました。
墨田区役所の勝海舟の銅像を見た後、由来を調べたら、ここ両国生まれだと知りました。両国公園には生誕の地の石碑がありました。勝海舟が両国生まれと知ったら何だか身近に感じます。
両国公園から吉良邸跡に向かって歩いていくと、芥川龍之介の文学碑がありました。
芥川龍之介も両国に縁があったのですね。
今日の散歩の目的の一つ、本所松坂町の吉良邸跡です。
時代劇で有名な忠臣蔵の敵役で有名なので、知る人ぞ知るといった感じですが、綺麗に整備されていてとても感じが良いです。
仇討ち事件の跡地を近隣の住民が大切にしているのが解ると、今度は12月14日の吉良祭も覗いてみたくなりました。
実は吉良邸跡訪問のきっかけは、新聞の新刊紹介に伊集院静の忠臣蔵について紹介が掲載されていました。本の名前は『いとまの雪』です。
作家の死生観、『生きるはつかの間、死ぬはしばしのいとま』がテーマと言っていたインタビュー記事がとても印象に残っています。本来なら泉岳寺からかもしれませんが、墨田区はご近所なので吉良邸から訪ねてみました。本も読んでみたいです。
