歯医者の帰り道、次々と緊急車両が走り抜けています。
追いかけるように歩いていると、白髭橋の片側一車線は緊急車両でいっぱいです。どうしたのかなと思って行ってみると、たくさんのやじ馬が（私もその一人です）橋のところにいます。
もしかして事故か何か・・・
橋の下には緊急用の船もあります。
何があったのかね―。隣の人に聞いてみても解りません。
誰も何も教えてくれないので、ずっと待っているわけにもいかず自宅へ戻りました。
自宅のベランダから見てみると、橋の上からサーチライトが照らされています。超明るいです。いったいどこまで届くのかと思うくらいの光の量です。
下を見ると、隅田川テラスを何人もの人が歩いています。船も待機しています。
何だろう、何だろうと思っているうちに刻々と時間は過ぎていきます。
その間に夕ご飯を食べていたら、今日治療した歯の被せものが剥がれてしまいました。慌ててうがいをしたら、飛び上がるほどしみて大変なことになっています。
歯医者に電話して再度治療してもらうことにしました。もう事故どころではありません。自転車で飛び出して、もう一度やり直してもらいました。
あ―あ、罰が当たったのかな―。野次馬根性で見ていたから、こんな目にあったのかもとしっかり反省してしまいました。戻ったころには、緊急車両はすでに一台も残っていませんでした。
