#穴八幡宮の隣は放生寺

八幡宮に参拝して昼には時間があるので隣の放生寺へ行きました。

入り口に一陽来復の寺と書いてあるので、これは寄ってみなくては・・・と思い立ちました。

隣の穴八幡宮と同じように立派な建物です。

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放生寺は寛永十八年、権大僧都法印威盛院 良昌上人りょうしょうしょうにんが 高田八幡(穴八幡)の造営に尽力され、その別当寺として開創されたお寺です。

御本尊について記載があるので引用です。

放生寺のご本尊
聖観世音菩薩しょうかんぜおんぼさつ(通称 融通虫封観世音ゆうずうむしふうじかんぜおん)
真言 オンアロリキャソワカ
聖観世音菩薩は、南海の補陀楽浄土におられる菩薩様で、そのお名前の示すとおり世の人々の声を聞き、その苦しみや悩みを救い悪事災難を除くことを御誓願とされている慈悲深い仏様で御座います。
観音経に由ると我々が災難に遭ったとき観音様を一心に念ずると自由自在にお姿を変えてお救い下さることから観自在菩薩とも云います。
そのお姿が三十三身あるとされ観音霊場が三十三の札所となった起こりともなっております。
放生寺のご本尊は古くより融通虫封じ観世音として称され親しまれて参りました。

融通とは滞り無く通じることを意味します。
冬至より授与いたしております「一陽来福いちようらいふく」も「ゆうずうさん」と呼ばれ多くの方に親しまれております。

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徳川家の葵の紋が多いのでそれについては、徳川家代々の祈願の寺として葵のご紋を寺紋として用いることを許されたと書いてありました。

いろいろな寺や神社を回ってみるとそれぞれの歴史や由緒があって学ぶことばかりです。今回も四国八十八ヶ所巡りは耳慣れていましたが、観音様は三十三ヶ所巡りになるとは知りませんでした。(恥ずかしい・・・)

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そろそろお昼です。近くの手打ちうどん屋さんで鍋焼きうどんを食べました。

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楽しい散策になりました。後はまた都バスに乗って、終点上野松坂屋までのんびり帰ります。