豪徳寺散策の下見に行きました。
田園都市線三軒茶屋から世田谷線三軒茶屋へ乗り換えるために歩いていると、移動の通路も立派でさすが世田谷なんて感動してしまいました。普段めったに来ることがないのでまるでお上りさん状態です。
乗り換えた世田谷線はレトロ風なローカル電車、バスのように一律160円で乗ることができます。
雨で緑が濃いため鬱蒼としていましたが、入ってすぐ右も厳島神社はとてもきれいな神社です。鳥居の赤も塗りたてのようにきれいで、池の水も全く汚れていない感じです。
さらに右手奥には奉納相撲が行われる土俵もあります。
狛犬も親子連れでなんだか愛らしく思えます。
ここも駅から5分ほどで付くところに位置しているので迷わずたどり着けました。
だいけいざん ごうとくじ と読みますが、最初はわかりにくいですね。
豪徳寺の名前の由来も、寛永10年(1633年)に、世田谷が彦根藩の所領地となり、
文明12年(1480年)に建立されていた「弘徳院」を、彦根藩主井伊家は江戸菩提寺と定めました。その後、万治2年(1659年)2代藩主井伊直孝の法号「久昌院殿豪徳天英大居士」に因み、豪徳寺と改称されたとなっています。
参道は立派な松の木が両サイドに植えられ、幹の太さから樹齢とともに歴史を感じます。
三重塔です。周りには紅葉の木が多いので秋の紅葉は見ごたえがありそうです。
境内にひときは真っ赤な花を付けた樹がありました。花の盛りは過ぎつつあるのでしょうが地面に落ちた花びらの色は衰え知らずです。花を検索すると『アメリカディゴ』と出てきます。初めて見る花だと思いますが、島唄の歌詞に『デイゴの花が咲く・・・』というフレーズがあったのを思い出しました。
この花が咲くと台風の当たり年、なんて記載を見つけ、最近の台風もこの花のせいかもと思ってしまいました。