最近購入した本で一気読みした本です。
面白いです。ぜひ読んでください。
櫛木理宇氏の本はいくつか読んでいます。
『死刑にいたる病』や『鵜頭川村事件』などは映画にもなったので読みました。今回購入した『執着者』は紹介文にひかれて購入しましたが、通勤の5分、昼食後の30分、寝る前の数分と、時間があれば開いて読み切りました。
ストーカーから始まる恐怖が過去の事件と結びついてゆくのですが、その展開に目が離せません。
育った環境や人間関係によって形成される人物は、のちに犯罪者になるのではなく何かのきっかけで犯罪者になってゆく。その思考回路を理解することはできないが、もしそこにその人物を理解して別な生き方や考え方を示唆することができたら・・・・
いろいろ書くよりとにかく読んでみてほしいと思います。
この本を読んだことで、同じ作家の別な本もまた読みたくなりました。